建築環境設計
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 設計•コンサルティング/地球環境について

      欲望に従って環境を行う          人間ルネサンス         過去の事実を肯定し,批判しない
        
                        
   ↓              
                 
                                                    
人間の欲望は無限なほど大きいといわれています。欲望の一部は経済力によって果てしなく実現されます。これを発展と呼び、その欲望は物質に置き換わり、その実現は全て地球環境への負荷の増大とつながっています。
一方人間の別の欲求は、安全や健康、愛と所属、自尊心、他者からの尊敬にも向けられ、金と物とはかかわりのないところで自己実現に向かうものとも言われています。
後者の欲望を考慮に入れた地球環境保全や地球環境配慮ということを考えていくことにより、より高い満足度を提供できると考えています。
同じ温度や湿度、照度といった人工的な空間のなかで人間本来の感性(五感)は失われつつあります。
設定値や目標を, 部屋の用途やそこを使う人によって替えることにより人間本来の感受性を回復させることができるのではと考えています。
また、そのような空間を有機的につなげることによって、多様性のある建物となり、ひいては地球環境への負荷も減少することができるでしょう。
人類が行ってきた過去から現在への地球環境へ及ぼした変化は全て肯定されるべきものと考え、批判しないことを基本としています。


 建築設計/省エネルギーについて
  

  
コンサルティングについて 

 建築設備設計について  - 人間の力と機械との調和 -


建築設備は、その設計時においては機器類の容量(大きさ)、材料の仕様に主として着目し、予算金額を考慮しながら室内労働環境側や機器類側に要求されるある一点(ある条件)にのみ最も適合するように機器が選定され、設計されます。また現場施工時においてはその仕様や員数に間違いの無いことが重要なこととして遂行され、その施工精度の良否によるシステムへの影響についてはあまり注意されていません。 特に改造工事が続く場合は、個別の問題点に対処することが重点となるため、全体のシステム効率を見落としてしまう場合が多々あります。工事竣工後は、建築設備は特にそのシステムとしての有機性が重要となりますが、工事完了時のチェックされた観点では十分なものとは言えません。

室内要求は一点ではなく、絶えず外部負荷、内部負荷に対応して変化するものであり、それに応じて運転される設備システムへの影響も、装置やシステム容量、使用頻度、運転時間、設置年数、保守作業などにより大きく左右されます。結果システム機能のばらつきを生じ、エネルギーの損失、機器寿命の低下の原因となります。

建築設備も、人間のからだと同じように、日常の手入れや定期診断により病気や事故を未然に防いで良い状態を保ち、寿命を長くすることが可能と考えられます。新薬や新しい治療法も技術の進歩として取り入れていかなければならないでしょう。そこには人間の力と機械との調和が実現できます。

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 省エネルギーについて - 「よりきめ細かくより快適に」は自然に省エネルギ -


適切な装置容量
設備機器は通常、室内環境要求条件を満たすため、ピーク時をカバーするようにその容量、サイズが選定されます。しかし実際にピークとなる期間は極めて少なく、年間を通じてのエネルギー消費量を考える時には、ピーク負荷にマッチした装置容量は最も多く起こる負荷に対しては大きすぎ、かえって効率が悪くなっています。例えば事務所空調では年間の80%の時間帯が60%以下の容量でまかなわれると言われています。
年間365日に応じた建物の稼働率や外気条件(気温、風速、湿度、日射等)にそれぞれ過不足なく適応できれば、最もエネルギー効率の良い施設装置といえましょう。

フローティングコンディション/ゾーニング
作業時の人間の快適性の研究や、作業用機器や設備の変化により需要側の要求条件も一定ではなく巾のあるものとして(フローティング)考えることができます。これは一つの空間の環境(熱/温湿度/光/音/塵埃/病原菌/気流等)を使用側の要求により、時刻やゾーン毎に変化させることも考えてもよいでしょう。 
よりきめ細かく、より快適にという要求がそのまま実現できれば、自然に省エネルギーとなってくるわけです。

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 地球環境について/その他


地球環境保護 
外部環境汚染源ともなる廃棄エネルギーの回収や自然エネルギーの利用は、積極的な省エネルギーであるばかりでなく、生態系のバランスを乱すことなく地球環境保護にとっても望ましいこととなります。

最新のテクノロジー
需要側の要求条件を満たすための装置も高効率の機器が開発されてきており、それらの採用は消費エネルギーを少なくします。

保守管理の重要性
設備装置が望ましい形で十分に機能を発揮しながら運転されるためには、日常的に適切な保守が行われる必要があります。この適切な点検・保守がなされていないと設備装置・システムに放熱(断熱不良)、加熱、振動、騒音、漏洩といった形で余分なエネルギーが使われることになります。清掃不良でも照明器具や空調換気設備では消費エネルギーが要求条件を満たさない等、エネルギー効率の低下を招きます。

全体のシステム効率の重要性
全ての建物が、その機能を十分に発揮しパフォーマンスの高い建物となるためには、上記のような諸断面を総合する全体システムの効率の検討が最も重要と思われます。

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